■アメリカ家庭料理でよく作られるもの?
実際にアメリカの家庭でよく作られている料理を紹介します。
ポットロースト
塊肉を、野菜やハーブなどと一緒に鍋でゆっくり時間をかけて調理する、伝統的な家庭料理です。
牛肉、にんじん、玉ねぎ、じゃがいもが入っていることが多いですが、特に決まったレシピがあるわけではありません。肉の種類も、一緒に入れる野菜も、味付けも、各家庭によって様々です。
マカロニチーズ
その名の通り、茹でたマカロニをチーズソースで和えたもので、アメリカの子どもたちが大好きな味。マカロニと粉末のチーズソースの素が箱入りになったものを常備している家庭が多いですが、家族そろっての夕食やおもてなし料理のサイドには、ホワイトソースからチーズソースを手作りすることもあります。数種類のチーズを混ぜたり、他の食材をトッピングしたり、仕上げにグラタンのようにオーブンで焼いたり、色々な作り方があります。
チキンヌードルスープ
日本では、風邪をひいたり体調が悪い時の食事といえば、おかゆ、うどん、すりおろしりんごなどが定番ではないでしょうか。アメリカの定番は、チキンヌードルスープです。チキンと香味野菜を煮込んで、太いスパイラル状のエッグヌードルや、ショートパスタを加えたものが基本です。栄養たっぷりで消化もよく、体の温まる優しい味のスープです。
ローストチキン、ローストターキー、ベイクドハム
感謝祭やクリスマスによく作られます。丸鶏や骨付きのハムを豪快にオーブンでローストする調理方法は、まさしくアメリカならではの料理と言えるのではないでしょうか。
夏は庭でグリルを使ったバーベキュー料理、冬はオーブンを使ったロースト料理が多いです。近年のヘルシーブームから、野菜や植物性タンパク質を中心としたベジタリアン料理や、ビーガン料理も人気が出てきており、家庭での食事に取り入れる人も増えてきています。